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トラウマ(PTSD)によるフラッシュバックが治るときはいつ?

過去に精神的暴力・虐待をされた被害者は数十年経った後でも、心に受けた傷がとても大きく深く、心がそれを受け入れがたい状態になり生活に支障をきたし、過去の記憶に苦しめられます。

こういったことをトラウマまたは心的外傷後ストレス障害(PTSD)といいます。

生きていれば誰でもショックなことに遭遇したり、悲しいこと辛いことは誰でもあります。

その時はとても心がつらく塞ぎ込んでしまうこともありますが、時間が経てば次第に心はだんだんと元気になります。

極度のストレスを伴うトラウマ体験は大人になった数十年という歳月を経ても現れ、日常生活に支障をきたします。

目に見えない心の傷

元々は戦争などに巻き込まれたり、巻き込まれる人を目撃することで身の危険を感じる精神的な出来事(心的外傷)の影響で突然記憶として蘇り、驚愕反応やパニックをを起こすことをPTSD (心的外傷後ストレス障害)と呼ぶようになりました。

過去に受けた精神的暴力や特に虐待の記憶は、何事も無い時にふと思い出し侵入してきます。

わたしの場合、時にはモラハラ毒父が行う残酷な夢をみます。

夢か現実かわからなくなり睡眠中に悪夢をみると大声で泣いたり叫んだりします。

こうした繰り返される回想はフラッシュバックといい、冷や汗や悪寒、鳥肌、動悸などといった症状がでます。

これは受け入れがたく耐え難い困難な出来事があったという証拠です。

※トラウマ体験は【毒親育ち】過去の悩みの苦しむわたしのPTSD(心的外傷後ストレス障害)

も参考にしてください。

トラウマが人生を支配する

わたしは、モラハラ毒親から精神的暴力・虐待をされた長いあいだ、うつ状態も長らく続きました。

実家から離れて暮らすことで、うつは次第に改善し平穏で落ち着きを取り戻したかのような振る舞いもできるようにまりました。

それでも、人と顔を合わせる場面では鳥肌が立ったり、異常に脇汗をかいたりという症状は今も続いています。

トラウマは社会生活のなかで少なからず弊害となります。

モラハラ毒父からの精神的暴力の電話があったときは、強い不安に襲われ、手足が急激に冷たくなり、自分で身体を支えられないほどの震え、心臓が破裂しそうなほどのドキドキなど強い反応が現れました。

※モラハラ毒父からの電話の内容は【モラハラが再発】親と絶縁する決心がついたきっかけです。

子どもの存在を否定する言動は子どもの心に深い傷を負わせます。

モラハラ毒父からの暴言・暴力は恐怖そのものであり、生命の危機でした。

実際に、「父親にわたしは殺される」と思う虐待を受けました。

一生忘れることのできない記憶となり刻まれました。

トラウマによるフラッシュバック

わたしはモラハラ毒父から物理的に離れてからもずっと続きました。

特に子どもが生まれ、毒親に子どもを預けることに対しての不安からか、子どもと毒親が関わるようになってから頻繁になりました。

わたしは精神的暴力や虐待を受け続けてきたのに、過去のことはとっくに忘れて平和ボケしている毒親たちに対して怒りが増すと同時に、

  • 子どもを預けることへの多大なる恐怖
  • 本当は預けたくない
  • だけどそんなこと言えない
  • 子どもを見てくれるから感謝しないといけない

このようなことを繰り返し連想しどうにもならない不安と恐怖でいっぱいでした。

トラウマがつきまとう理由

トラウマによる度重なるフラッシュバックは自分の気持ちに正直な行動をとっていなかったからだと今になって思います。

まだ誰にも届いていない本当の思いがあり、まだ解消されていない心の傷があったのです。

モラハラ毒親と物理的に離れたのに、やっぱり毒親にはわたしの声は届いていない。

  • 精神的暴力・虐待を受けたわたしが再び精神的暴力・虐待が身に降りかからぬよう細心の注意をしながら接触していることが辛い
  • 子どもと毒親が関わる度にトラウマが蘇り辛い

心の奥底に眠っている深い傷をケアすることがとても大事だとおもいます。

自分を気持ちに正直になり自分を大事にしてあげましょう。

※自尊心を育てる記事は親に愛情を与えられなかったからすべてを包み込む自分の親になる

を参考にしてください。

フラッシュバックは薄れていくもの

わたしは、毒親と絶縁状態になってからこのようなふいに訪れるフラッシュバックや、悪夢をみるということがいまのところありません。

わたしは、ずっと毒親と精神的に離別をすることを望んでいたんだなと改めて思いました。

自分でもわけもわからず異常にイライラし、子どもに当り散らすということも以前に比べると格段に良くなっている気がします。

夫からも、「最近調子いいねー」なんて言われています。

それに、持病の発作もありません。

イライラし情緒不安定になるときはたいがい生理前なのでPMS(月経前症候群)からきているものなのだろうと思います。

そういったときは、もう毒親とは離れることができたから子どもに怒鳴り散らしたりしてはいけないんだと自分に言い聞かせています。

また、毒親から精神低暴力や虐待があると思うと恐怖が蘇り、トラウマが蘇ったりもしますが、心は落ち着きを取り戻しつつあります。

トラウマは専門家に相談しよう

トラウマは自分で症状を軽くすることがとても難しいとおもいます。

トラウマケアのための心理療法などで治療もできるそうです。

モラハラ毒父からの精神的暴力の電話やメールなどが続いたときは夜も眠れず、朝は心臓がバクバクした状態で目を覚ますということがずっと続いていました。

トラウマがよみがえりフラッシュバックするなどで、持続的に苦痛を伴うものであったら我慢せず、専門医に頼って治療をするのが一番だと思います。

モラハラ毒父からまた嫌がらせや精神的暴力があったらと思うと不安でたまりません。