モラハラ毒親がどれだけ子供の人生に悪影響をおよぼすのかということと、心のしんどさを和らげる方法のご紹介です。
親から離れていても生きづらい
問題に直面したときの対処法がわからない
毒親育ちは、自分が親になったときに「子供の育て方がわからない」という問題に直面します。
正直育て方がわかりません。
子供のことを思ってやっていることが子供にとって心の負担になっている可能性もあります。
子供の頃に親からの精神的暴力・虐待を経験したことがあるかたは今一度自分の心と向き合って上手に付き合っていくためにはどうすれば良いかということをご紹介したいとおもいます。
モラハラ毒親に対するしんどさの原因
「あなたが人生をつらく感じるのは、毒親のもとで育ったせいですよ」といわれても、毒親育ちのわたしは、「たしかにウチの親はひどいかもしれないけど、私がつらい理由を毒親のせいにいるかも」とよく考えてしまします。
子供の人生をつらくした責任はモラハラ毒親にあります。
だけど、責任を毒親に押しつけたまま終わるのは危険だなとも感じます。
自分も人に責任を押しつけるようなモラハラ毒親になってしまう危険性があるからです。
つらさの原因を特定することが、モラハラ毒親を引き継ぐことなくしんどさを軽減していく最初のステップなのではないかと思います。
「人生がつらいのは毒親が原因だ」ということを理解し、モラハラ毒親と物理的に離れることやカウンセリングなどの対策を講じていくことがわたしにとってやらなくちゃいけないことだと感じています。
自分の苦しみを毒親のせいにしてもなにも解決できません。
そもそも、毒親は責任など絶対にとりません。
まず、ここにきてハッキリと断言しておくことは
毒親育ちの子供の人生がつらいのは、毒親のせいである
ということです。
子供の受け取り方の問題ではありません。
自分の苦しみが毒親のせいだと理解し、その後どうするか
ということを考えるのが、子供を健全に育てるために必要なことだと思うこのごろです。
毒親が子供に与える悪影響
毒親の本当に恐ろしいところは、子供の人生をずっとつらいものにしてしまうところです。
毒親育ちは、さまざまな形で過去に幾度となく毒親に傷つけられてきました。
親の思い通りにならないと、繰り返される精神的暴力や虐待。
これらの行為も本当にひどいことなのですが、毒親の本当に怖いところは、「子供にひどいことをする」というだけではありません。
子供の思考回路に重大な悪影響をおよぼすことこそが、毒親の真の恐ろしさなのです。
一方、毒親育ちは小さい頃から日常の生活の中に精神的暴力や虐待が盛り込まれているので毒親に幾度となく傷つけられており、思考回路と行動が変化しています。
・恐怖感が常に生まれ、気をつかいすぎて疲れたり、自分の意見を言うことが怖い
・毒親に毒を吐かれないよう親の顔色ばかり気にしてそわそわしている
これらのような影響が、必ず出てきます。
毒親の「独断と偏見まみれな一意見」と「独自のルール」によって極端に視野が狭くなり、自らの負の思考回路で自分を苦しめる方向に向かっていくのです。
小さい頃からずっとモラハラ毒親に傷つけられてきた結果、自分を苦しめる方向に考えるように育ててしまっていることがモラハラ毒親の恐ろしいところです。
それが原因で毒親育ちは、生きづらさや人生のしんどさを感じてしまいます。
わたしはひたすら我慢し、自分を追い込み、自分を責め続け、「逃げるか死ぬか」というところまで自分の心を追いつめていました。
そのような苦難に直面したときでも、毒親育ちは親という「家族」に頼ることもできませんし、ましてや友人や親戚などを頼るのにもかなり抵抗があり、精神的暴力・虐待から逃れられることができず相当な苦労を強いられます。
世間一般的に毒親育ちと呼ばれる人たちは、そういった計り知れない苦しさを経験しているのではないかとおもいます。
機能不全でない家庭では
「ウチも、親がそういうウザいこと言うときあるある!」
「もう大人なんだし、親が何を言おうと関係ないって!」
とこのように「自分は自分」「親は親」と切り離して考えることが普通です。
切り離して考えることができなくなった子供は自分の親のことを誰にも相談できずに蓄積する苦しみを一人で抱えることになるのです。
しんどさを軽減したい
毒親育ちがしんどさを軽減するには、まずは親に対する心のモヤモヤをちゃんと理解する必要があります。
・自分を苦しめるような考え方を修正していく
2つ目の、「考え方を修正していく」というのはとても難しいです。
少なくとも、1人で修正していくのは無理があります。
考え方を修正するのに1番てっとり早くて効果があるのは、カウンセリングが一番効果があるとおもいます。
誰にも言えなかった辛いことというのは、カウンセリングを通して心の修正をしていくのに必要不可欠です。
まとめ
毒親育ちは、毒親のせいで人生の生きづらさを味わっている可能性が非常に高いです。
自分の生きづらさを毒親の責任にしても、解決にならないどころか「おまえが悪いだんだ!」と加害者扱いされます。
毒親に生きづらさの原因があると分かったら、毒親から影響を受けてしまった思考回路を修正していくだけです。
1人で修正するのはなかなか難しいです。
・間違った思考回路を次の世代へ繋げていかないよう修正が必要
親の独断と偏見にまみれた考え方から解放されれば、子供の頃から感じてきた違和感や生きづらさやしんどさは改善されるのではないかと。
わたしも、カウンセリングを受けにいこうと思っています。