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【機能不全家族】モラハラ恐怖を抱えているあなたに教えたい6つの回避術

明るく楽しく毎日を過ごしたいのに、モラハラの恐怖にビクビクして怯えるだけの生活。

頑張ってもなにも認めてもらえず、罵られる。

自分の考えを理解してもらおうとしても

「だまれ、テメエ何様のつもりだ!」

「そんなことしても無駄だ!」

「ダメだ!」

とあたまから否定されあなたのいうことを聞き入れてもらえず悲しい・悔しい思いをしていませんか?

激しい口調で罵倒されたことがある人もいるでしょう。

言われたことをじっと我慢して耐えることができても、解決には至りません。

毒親のいうとおりにしか生きていく術がないよう強要され、そぐわないと暴力を受けわたしはうつ病を発症し長いあいだとてつもない「生きづらさ」を抱えていました。

こころあたりのあるあなたの体にも異変が起こってしまう前に、不理屈でひん曲がった毒親によるモラハラから抜け出すための工夫をご紹介したいとおもいます。

この記事を書いているわたしは、典型的なモラハラ毒親に育てられました。

モラハラの恐怖から抜け出したいという方の少しでも参考になればと思います!!

勇気を持って行動すれば、あなたにも明るく楽しく過ごすことができる未来が必ず待っています。

モラハラの現状を周りに伝えて助けてもらう

あなたが周りにモラハラを目撃している人間はいますか?
モラハラの特徴として、モラハラが行われるのは家などの密室のみ。

外面(そとづら)はいい顔して満遍の笑みで他人に接し「幸せ家族」を最大限に演じるモラハラですので周りの目撃はほとんどないと思います。

モラハラであることを他のひとに相談したということが毒親に知れたらと思うと怖くて誰にも言えません。

それどころか、家庭内での暴力があるにも関わらず外では毒親が演じる「幸せ家族」を同じように演じないといけないんだと子どもは察します。

「仲のよい家族」をわたしも演じました。

わたしは身内や友達にも相談したい!誰か助けて!と何度も思いました。

だけど

・モラハラの害が他人に及ぶ
・自分が避けられる
・相談した相手が嫌な気持ちになる

といった考えがあると同時に

「きっと誰も信じてくれない」

「きっと誰も助けてくれない」

という思いが先走り、結局誰にも打ち明けられませんでした。

一人で悩んでいることになにもメリットなんてありません。

信頼できる誰かに一刻も早く助けてもらいましょう。

今思えば警察に行けば保護してもらえたかもしれないとおもいます。

児童相談所などに相談すれば良かったとも思います。

当時はそのような発想すらありませんでしたが、家庭内暴力は犯罪です。

今のあなたが避けるべきは、一人だけで悩むことです。

やるべきは、恐怖や怯えを振り払って勇気を出して広く周知してもらうことが大事です。

誰かに相談し解決のヒントを聞くことが出来るチャンスを逃さないでください。

わたしは母親が助けてくれると信じていましたが、母親は助けてくれませんでした。

母親は「我慢しなさい」「お父さんに謝りなさい」と何度もわたしにいいました。

今となっては我慢する意味はまったくなかったと思っています。

だけど、子どもは親に頼る方法しか見つかりません。

だから我慢をしました。

暴力を受けてアザだらけの体を病院で診てもらうことが母親にどうしてできなかったのか。

母親はDV被害に遭うわたしをかばうことなく、同じようにモラハラ毒父に怯えモラハラ毒父をかばいました。

唯一助けてくれると思った母親が「父親の味方」であることはわたしにとって絶望でした。

わたしの場合は相談する相手を間違えてしまいましたが、思い切って信頼できる誰かに相談することで、モラハラの現状を救ってくれる可能性は少なからず出てきます。

モラハラから逃げる事への罪悪感はいらない

罵倒や暴言を浴びせられた時、どんな表情をしていますか。

どんな言葉を返していますか。反撃していますか?

ビクビクして言葉もなかなか発することが出来ない状況でしょう。

わたしは怯えて聞き入れてもらえない言葉を発することができなかったので、ただ悲鳴のような声を出して泣きました。

それが精一杯の抵抗でありSOSでした。

毒親はその場から逃げようとするわたしの首根っこを鷲掴みにそのまま服をねじり上げ首を絞め、うっ血しクタクタになったわたしにいいました。

「逃げるなよ」

ですが声に出して大泣きすることや必死で逃げようとする姿はモラハラを余計に興奮させていました。

悲鳴のような鳴き声は、モラハラ毒親は「自分に歯向かう悪いやつ」と捉え、さらにわたしを暴力で痛めつけました。

子どもは自分がされている現実が理解できません。

冷静になり「あなたのしていることは犯罪です」など言葉に出して言い返すこともできないのです。

モラハラ毒父は、子どもが思うことを口にする=敵と捉えられます。

子どもが何かいったところで「口答えするな!」と金切り声で怒鳴り散らし暴力を持って言葉を発することを許しません。

冷静にモラハラの行いに対して指摘することができる子どもであっても、外部に漏れることを恐れてあなたの身に余計に危険が迫る可能性もあります。

あなたはモラハラから逃げるための明確な計画をまず持つ必要があります。

行動を先延ばしにしない

モラハラから逃げるための対策を先延ばしにして長引くとその分だけ痛い目に遭います。

先延ばしにすればするほど、解決しにくい要素が増えてしまい、問題解決からどんどん遠ざかってしまいます。

攻撃的なモラハラが毎日続くとしたら・・・

そしてあなたが反撃する様子もなく時間が過ぎるとしたら・・・

モラハラが起こっている環境に周りの人間が慣れてしまう危険性があります。

「あーまたか」と思って救いの手を差し伸べてくれることすら希望が薄くなります。

実際、わたしがひどい暴力を受けたところで、家族は誰も反応しませんでした。

ずっと続けられているうちにそれが「習慣」となってしまい、問題意識が完全に崩れていました。

わたしは「これは異常だ」と判断出来ていても、毎日続けられているうちに感覚がマヒしてしまい、「毒親ではなく私が悪いからなのだ」と考えるようにすでにコントロールされていました。

モラハラを受ける理由は「女」であり、「抵抗できない子供」であるとともに「わたしに問題がある」と責任転嫁されていました。

それによって、自己否定感しかなく、生きてる価値もなく、この世に産み落とした毒親を心の底から恨みました。

そして、大人になったわたしは毒親の顔色を伺って変な気を起こさないよう細心の注意を払うことになりました。

あなたに意識してもらいたいことは、モラハラの“見えない化”がいつまでも長引く前に、「逃げる」行動をすることがとても重要です。

「これはモラハラだ!」というその感覚、その悲しさ、その辛さをずっと忘れてはいけません。

モラハラの事実を記録しておく

モラハラ行為があった時の記録を残しましょう。

このときに気を付けるポイントは「5W2H」と呼ばれる手法で、

・いつ(When)
・どこで(Where)
・だれが(Who)
・なにを(What)
・どうする(How)
・なぜ(Why)
・どれくらい(How much)

を意識して記録しておくことをオススメします。

5W2Hをしっかり書いておけばあなたがモラハラを受けた事実が明確に相談する相手に伝わり安いです。

ボイスレコーダーで録音しておくとより信憑性が増し、のちに戦うときの最強の武器になります。

わざわざそのためにボイスレコーダーを買わなくても、スマホの録音アプリでも充分です。

モラハラの実態を録ることは絶対的な証拠となりますのでこちらもかなりオススメです。

注意することは、モラハラには絶対に見つからないよう細心の注意が必要です。

わたしは、何度が辛い思いをノートに書きましたが、「こんなことをしている自分がイヤだ!」と書いては破り書いては破りを繰り返していました。

しかし、証拠として残しておくことはあなたに絶対に有利に働きます。

わたしはこのような証拠が全くないので、モラハラの記録は忠実にブログに書き残すことにしました。

ブログにそのときの心情や思ったこと暴力の内容など「5W2H」を言葉にすることはすごく大事です。

わたしは、言葉を発することを拒否されていたことが原因で、自分の感情をコントロールすることが著しく劣っており、自分の気持ちを言葉にすることがすごく苦手ですが、自分の思考を整理できるブログも証拠になるので、オススメです。

モラハラの相談窓口を利用する

わたしも知らなかったのですが、「モラハラ 相談」「毒親 相談」「暴力 相談

などそれらしいワードを入力してネットで検索しましょう。

さまざまな「相談窓口」があることがわかります。

そこへ一度相談をしてみるのもいいと思います。

そういった窓口では、専門の方が対応してくれますので的確なアドバイスをくれるはずです。

あなたの話をよく聞いて下さり、問題解決への手助けをしてくれるでしょう。

外部に漏れることを嫌うモラハラ。

あなたも外部に漏れることが怖くて一人で悩んでいるとしたら、勇気をだして被害を受けているという事実を誰かに聞いてもらいましょう。

少しでも心が軽くなるはずです。

そこに罪悪感を感じる必要は全くありません。

相談する時に注意することは感情的にならない事です。

「あんな毒親とは今すぐにでも離れたい!!」と怒鳴ってしまったり、逆に「毎日辛い」と、感情が入った状態で相談してしまうのは良くありません。

あなたがとにかく辛い思いをしているのは伝わるかもしれませんが、【いつどこで何をされたのか?】や、【頻度はどれくらいなのか?】といった「5H2W」を元に肝心な情報を相手に伝える必要があります。

先ほどお伝えしたボイスレコーダーや日記などのモラハラの記録など証拠品があれば一番有効です。

この記録を手元に置いてお話しするようにすれば、物事を客観的に見ることができ、冷静に相談できます。

モラハラなどの恐怖に追い込まれると、怯えているだけで話をまとめることもままならないとおもいますが、一呼吸おいて相談するように心がけてくださいね。

繰り返しになりますが、一人で悩んでいても何も動き始めません。

受動的であるあなたは自ら行動することが大事です。

毒親から離れる

一番良い方法はモラハラから逃げることです。

モラハラは機能不全であり、モラハラの被害にあうことを機能不全家庭で解決することは不可能です。

逃げることに対するあなたの罪悪感もあることでしょう。

しかし

逃げてください。

あなたのモラハラ被害から脱出できる一番の方法は逃げることです。

あなたは、そんな意欲すらないかもしれない。

我慢すればそれでいいと思っているかもしれない。

あなたはモラハラから逃げるために自分の意思でそのためにお金を貯めて物理的に家を離れるという行動をすることです。

あなたはすでになにも無いのです。死にたいでも生きているという精神状態の一番底辺にいますので、失うものはなにもないはずです。

少なくともわたしはそうでした。

そのような行動がバレるとモラハラの対象となる危険性があるので、ひっそりと確実に計画をしていく必要があります。

今の最悪なモラハラの現状をなんとかしたいと思っているのならば行動あるのみです!!

わたしは毒親から逃げるために25歳で一人暮らしをはじめました。

引越しをするために1年間働いて100万円お金をため、その間毒親とはほとんど口を聞くこともなく計画のことももちろん言いませんでした。

引越しをする直前に「お金を貸してくれ」と毒親に懇願されました。

ドキっとして心臓がバクバクし、計画がバレて壊されるのではないかと思いました。

だけど、ここだけは絶対に譲らない!と思い「やりたいことがあるからお金を貯めている」と勇気を出してはっきりといいました。

毒親は「チッ」という表情をしました。

あとで「お金を貸してほしい理由も言わずによく言うね」と母親にいうと、「困っているのに助けてくれないんだね」と私を軽蔑しました。

(いやいや、困って病気になってる子供を病院につれていかないのは誰だよ。)

お金を貸してほしい理由は私の弟の大学費用(留年)のお金がないからという理由でした。

モラハラ毒父は、わたしが高校卒業し、受験失敗・手術ののちすぐに働かせ家に3万円入れることを要求し、お給料日に渡さずにいると母親は

「今月お金まだもらってないよね?」

とお金をわたしにだけせびってきました。

わたしには手術間もないころに「とっとと働いてお金をいれろ」と怒鳴り脅迫し、弟には目的もないただ高い学費を払うだけの大学に行かせ、留年を許し、車も買い与えるのに、わたしには金銭的虐待をもしました。

暴力を全く受けていない弟との格差への憤りと悲しさもありましたが、それすらも自分が女であり弱い立場でありダメな人間だからなんだと受け入れてすべて怒りや悲しみ、憤り、辛さを飲み込む努力をしました。

毒親といえどもいろんなパターンの毒親がいるかとおもいます。

わたしは狭い鳥小屋に餌付けだけされて空を飛ぶための羽を引きちぎられ、飛べない鳥でした。

モラハラから物理的に離れる「一人暮らし」という行動をとったことで、やっと窮屈で安心できない狭い鳥小屋から脱出することができました。

お金を貯めることや、物件を探すといったことは、はじめてで大変でしたがそれでも明るい未来のためにこっそりと楽しんでいました。

まとめ

モラハラ回避術を6つ書きましたが、いかがでしたでしょうか?

わたしはモラハラ絶頂期から20年あまりの歳月が経っていますが、忘れることができない辛い思い出です。

ここにあげた回避術は当時のわたしには知りえなかった回避方法がほとんどです。

「この一家はなんなんだ?」ほかのひとは生きていることが楽しそうなのに楽しめないどころか生きていることが苦痛であり、この自分が置かれている現実がなんなのかすらわかりませんでした。

モラハラ、毒親、うつ病などというわかりやすく説明してくれる言葉があることは、だいぶ経ってからのことでした。

毒親のせいで辛い思いをしている方には是非、あなたの未来のために行動してほしいと願っています。