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モラハラ毒親と理解しあえることは不可能

モラハラを受けたあなたはモラハラ加害者を心の底から許せますか?

「モラハラ加害者さえいなければいいのに・・・」って思う事はモラハラ被害者なら誰だってあります。

モラハラ加害者とは物理的に離れることができたけど、許したフリをしている自分にモヤモヤしていませんか?

許せない感情を殺し、辛い思いをどこにも出せずに一人で悩みを抱え込む。

モラハラ加害者さえいなければ精神的に乱れることなく快適に生活できるのに・・・

ふとした瞬間フラッシュバックが訪れ憂鬱になる

これは、私が物理的に毒父から離れたあとにずっと抱えていた問題です。

そんなことで頭がいっぱいになった状態では子育てをしていると、少なからず悪い影響が出てきます。

物理的に毒親と離れてから14年、モラハラ毒父への許せない感情を押し殺して付き合ってきました。

モラハラ毒親との付き合い方は人それぞれだと思います。

わたしも様々な付き合い方を模索してきました。

毒親からもモラハラ被害を受けないために自分なりに工夫してきましたので、モラハラとの付き合い方で悩んでいるかたの参考になればと思います。

モラハラ加害者に対しての理解を求めない

虐待して冷笑する毒父ですが、いちおう自分の親なので絶縁したいけれど絶縁しないで許せない感情を少しでも昇華する方法を考えました。

これは、モラハラ加害者を痛めつけてやろうということではありません。

あくまで、自分が正常な生活を送るために、精神状態を保つための心の調整です。

結論から言うと、わたしが意識したのは

「毒父には興味がない」

と思うことです。

血縁関係のなかにあるモラハラ毒父と距離を置くことは非常に難しいです。

毒親からモラハラを受けた被害者は「家族だから仲良くしなきゃいけない」という義務を背負います。

モラハラ加害者と距離を縮めようとするほど身を削って過ごしていました。

削らないと誰も幸せな気持ちにはならないからです。

なので、仲良くする努力をしたのです。

苦手な人を克服しようとすることは人間の心理です。

過去の残虐な記憶を残した毒父と、仲良くしておけば周りの人達はなんの疑いもなく幸せな気持ちでいられます。

自分の気持ちを後回しにして周囲のことを優先しました。

この期に及んで周りに不愉快な気持ちをさせるのは、わたしなのです。

毒父の顔色をうかがい、モラハラが出現しないよう細心の注意を払っていました。

どうなったら、モラハラの出現を止めることができるかということはわかります。

まず、モラハラ加害者の特徴を理解することが大事です。

正直、被害者のこちらがなんのためにそこまでやらなきゃいけないのだろうとおもいますが、モラハラ加害者と上手くつきあうためにはこういった努力を被害者は強いられるのです。

モラハラに通じないことは以下の2つです。

①毒親を理解しようとすること
②自分のことを理解してほしいと思うこと

この2つは完全にモラハラ加害者には全く通用しません。

自分の考えを理解してもらえることでお互いに認め合えるということが不可能なので認め合えるということは一生ありません。

わたしが家族として理解してもらいたかったこと
過去の虐待と、日常の精神的虐待が今尚現実問題であり、精神的不安定な状態が続き、虐待を許せない気持ちを閉じ込めて毒父と接触することが辛いので少し距離をおいてもらいたい

モラハラは、これに激怒しました。

モラハラ毒父の反応
自分は親に暴力を受けたから、子供に暴力をすることを必死でこらえた。
だけど、1回だけコツンとしただけだ。
そうさせたのはお前の責任だ。
おまえの言葉の暴力を、同じ暴力で仕返ししただけだ
おまえが本当の加害者だから絶縁する。

という考えの持ち主です。

これを理解しろと言われてもかなり無理があります。

なので結果としてわたしは、毒父から送られた絶縁状がただの精神的暴力とならないよう徹してもらおうことにしました。

自分は自分、毒親は毒親

これが垢の他人だったらきっぱりと割り切った関係でいられるとおもいます。

血縁関係ともなると厄介なのです。

しかし、考えて下さい。血のつながりがあったとしても自分は自分です。

毒親はわたしに執着しています。

やっていることが本当に気持ち悪いのです。

モラハラを受けているこちらが精神病まない訳がありません。

だからこそ距離をおいて、「自分は自分、毒親は関係のない垢の他人」だと見切りをつけることが大事なんです。

モラハラは言っていることや、やっていることが気分次第でコロコロと変わります。

暴力を人に押し付けるような人間を理解し、期待に応えようとする努力、こんなにもムダに流れる時間なものはありません。

しかし、親子ゆえに、多くの無駄な時間を費やしてきました。

自分の事だけしか考えられないモラハラは簡単に裏切ります。

なので「モラハラ加害者には興味がない」ということを自分に言い聞かせるだけでも心が軽くなります。

わたしはこの期に及んで、垢の他人という選択をしましたが、毒父を許したフリをした14年もの間、「毒父には興味ない」作戦を決行していました。

精神的に無理をして接触していましたが、同時に「わたしは毒父を許さない」といつも思って接していました。

離れられないモラハラとの接し方

・どうでもいい会話しかしない
・どうでもいい会話を必要最低限にする
・話しかけても単発で答えるか軽いあいづち程度
・目を合わせないようにする

これはメールのときも同じです。

家族なので、無視をするなどあからさまな行為はモラハラを招くことになります。

なので、モラハラ加害者には必要最低限のことしか話をしないということです。

実際にやってみると分かるのですが、この方法を徹底的にこなし定着すると、そういうやり方で過ごすことに対してモラハラは文句の一つも言いません。

あたりまえですよね。

こちらはモラハラ加害者に対してめちゃくちゃ気を使って努力をいるのです。

実際には、「自分には連絡が来ない」と母親には不満を漏らしていたそうですが。

そういったモラハラの小言は無視です。

「毒父には興味が無い」と意識をすることが大事です。

このやり方で14年、わたしは不快なモラハラから回避することができました。

後からわかったことですが、母親は「そのようなわたしの態度でずっと毒父を嫌っていることが表れていた」と言っていましたが、どういう経緯で毒父に確認したかわかりませんが、毒父は気づいてなかったと言っていたそうです。

「自分には連絡がこない」と母親に漏らしているので気づいているはずですが。

そんなことされている自分が可哀想なので認めたくないだけなのです。

相手がどう受け取ろうと勝手ですが、過去の虐待を押さえ込みモラハラ毒父と付き合うためにはこの方法は少なからず精神的に保つためには必要不可欠でした。

それでもやっぱり辛くなってきた

必要最低限の会話しかしないという距離感を保っていても、やっぱり辛いんですよね。

そもそも毒父の顔を見ることが耐えられない。

こういった場合今まで言えなかったことをストレートに伝えるしかありません。

それを理解できなかったモラハラ加害者はいつまでもモラハラ加害者なのです。

物理的なことをいうならば、もう離れて暮らしているが精神的にモラハラから逃げたい被害者がわざわざ引越しをしたり隠れて生活するようなことはしなくていいのです。

わたしの場合毒父がなぎれもなく加害者であり、それを認めてわたしに害を与えないようひっそりと知らない土地などで生活するべきなのです。

もちろん連絡も取ろうとしないことです。

しかし、そんなことを言ったら家に押しかけて何をされるかわかりません。

なので、もうほんとうに絡みたくないと思ったら、ひっそりとプッツリと遮断します。

わたしの場合はまさかの絶縁を言い渡されたので、何があっても徹してもらおうと思います。

そもそも問題があるのは被害者ではない

モラハラ被害で悩んでしまうほど苦んでいるってことは、この状況をなんとかしたい!って思うからですよね。

だからといって、”わたしがいけないんだ”と自己嫌悪に陥る必要は全くありません。

モラハラから脱却するための最善を試してみてほしいのです。

絶縁まではする必要性を感じないけれど、モラハラを受けずになんとかしたいと思っていたら

・必要最低限の会話しかしない
・相手にしないが必要最低限の相槌はする

というのは実に被害者にとっては効果的です。

モラハラには、賢く対応しましょう。

まずは徹底して距離を置いてみてください。

そこから変わる世界は必ずあります。

被害者は罪悪感を感じる必要はありません。

自分の揺るがない思いと、考えを持ってつらぬいていけば自分を生きることができます。