自分の子どもに対する精神的暴力や虐待は、自らやめることはなかなかできません。
そういった精神的暴力や虐待を行っている状態というのは、よほどのトラウマを抱え負い詰められた極限状態である場合でもあります。
精神的暴力や虐待は、そうしてしまう重大な原因が必ずあります。
精神的暴力や虐待をする親は自分の親からDVを受けていた経緯があります。
人格否定をし子供の心身に悪影響をあたえることは精神的虐待でありしつけではありません。
機能不全家族ではこのように人権の尊重というものがなく、精神的な状態は正常ではありません。
精神的暴力・虐待をする親が抱える闇
親は自分が育った破滅的な家庭にはしない理想的な家庭を築こうとするあまり、自分のことを過大評価し自分の思うようにコントロールし家庭を支配しようとします。
子どもに認められたい親は、配偶者や子供に執拗に干渉し、コントロールができないと理性を失います。
理性を失ったことによる精神的暴力や虐待を相手に被ったことによってどうしようもない不安感や見棄てられ感から、反省する態度をみせるものの、配偶者に子供に依存し衝動的な怒りを何度も繰り返すのです。
些細なきっかけで表面化するコントロール不能の怒りの根源は親から虐待された怒りなのです。
精神的暴力や虐待を受ける配偶者や子供に原因はありません。
大きく傷ついた心の深い闇は、行き場がなく癒えることがありません。
常に心の安定や満足を得られず、依存心が強いため配偶者や子供との関係は共依存の関係だけで成り立っている可能性がかなり高いです。
虐待を受けた親は、幼少期の親からの暴力により、精神的な成長の発達が妨げられ未熟なまま大人になります。
精神的暴力や虐待を行う親は自己肯定感がとても低く自己愛が過剰です。
些細な出来事を理由に子供や配偶者に責任を押し付け精神的暴力や虐待を行い、相手を容赦なく傷つけることで一番大事な自分自身を最大限に守っています。
精神的暴力・虐待が与える子供への影響
精神的暴力とは、親から日常的に暴言を受ける行為を受ける子どもはあまりの恐怖により様々な症状が現れます。
- 過度の不安、泣き叫び、おびえ
- うつ、引きこもり、涙が出る
- 学校への不適応、対人恐怖
殴る・蹴るなどの身体的虐待と同じく、発達過程の子供の脳に悪影響を与えることになります。
不幸の連鎖はこうして子供に受け継がれ、子供は生きづらさを一生抱えることになるのです。
子供はこのような状況を理解することができずに苦しみます。
親も子供も、この因果関係に気付かなかったりしますが、気が付くことで次の世代へ不幸の連鎖を断ち切ることもできるはずです。
親の歪んだ強い思い込みを断ち切らない限り、こういった精神的暴力はどこまでも続きます。
精神的暴力・虐待被害者は患者になるという選択をするべし
精神的暴力や虐待を行う親は親からの遺伝もあるようですが、本来の親からの無償の愛というものを根本的に知りません。
なので、そういう親は気づかないうちに自分が支配しやすい「良い人で正直なひと」を配偶者に選びコントロールしようとします。
もともと親に精神的暴力や虐待を受けた親であったら、被害者から加害者という道を選ばず、被害者から患者という道を選択をしなければいけません。
自分は「親とは違う」という自己愛からくる過大評価により、子供への損害を与えることに気づかなければ同じことを繰り返し加害者という道へ進んでいくことになります。
虐待や精神的暴力を相手に責任を負わせ自分は悪くないと主張されることで、被害を受けた子供は思考をコントロールされ、精神的暴力や虐待することが自分に責任があると勘違いし、将来的に相手に危害を加えても自分は悪くないと主張するような人間になります。
なんども言いますが、
精神的暴力や虐待を受ける配偶者や子供に原因はありません。
精神的暴力・虐待をする親の特徴
精神的暴力や虐待を行う人の特徴は、共感能力に欠け、自分側からしかものをとらえられず、他者との交流が一方通行で通じ合えません。
配偶者や子供を思い通りに支配しないと気が済まなく、機嫌がよいときは優しい言葉で命令します。
ころころと豹変する様はどれもわざとらしいものになります。
常に自分が正しく、とことん子供や配偶者を追い詰める特徴があります。
子供や配偶者への虐待は「その親との人間関係の縮図」で、そのような傲慢なやり方しか知らないのです。
精神的暴力や虐待をする親は自分の親から愛情を受けずに過ごした悲嘆な幼少時代が精神的に深いダメージとして残っている人です。
怒りの矛先が、子供にとって安全な場所でなければならない家庭という場所で精神的暴力や虐待となり子供や配偶者に向けられます。
親から愛情を受けられなかった場合、人にも愛情を与えることができません。
愛情がどういうものか知らないので無理はありません。
なので、こういった機能不全家族の家庭では条件付きの愛情や共依存だけで成り立ってしまうのです。
「金を払ってやってるから親の言うことに従うのは当然だ。逆らえば痛い目に合わせてやる」という条件のもとで、子供は自分の意見や感情を表出ることを許されない環境で成長することになるのです。
親は虐待された辛さや憎しみは忘れないのに、自分の子供に同じことをして将来子供に恨まれることは不理屈に感じることも特徴です。
自分を理解してくれるであろう一番身近で大切な子供や配偶者が自分から逃げる行為すら、理解できず逆恨みします。
人は例え自分の子供であろうと一人の人間です。
子供の人生も同じように闇に落とすことは親がすることではありません。
精神的暴力・虐待を受けた子供は離れることが必然的
子供や配偶者は不理屈な精神的暴力や虐待に耐えるしかありません。
だけど、親がしていることに不信感を持っている子供は親は後に言います。
「親の不幸は、自分には関係ない」
「なぜ、虐待をしていいのか」
そして、きっぱりと親を見捨て出て行きます。
親は望んでないはずです。
なぜそうなるのかすらわからないような親もいますがこのような状況になった原因を今一度考えるべきです。
自分に責任があるということを認めるべきなのです。
沸き起こる怒りの原因は、間違いなく親にあります。
親子間での解決はこういった場合はほぼ不可能です。
第三者の介入が望ましく、恥じたり、隠したりすることは望ましくありません。
なぜなら、本来の愛情や無条件の愛を知らないからです。
知らない者同士で解決に導くことはできません。
罵り合ったり、親から一方的に精神的暴力や虐待が繰り返されるだけです。
精神的暴力・虐待を受けた子供が親から離れる行為は勇気ある行動です。
「親が間違ったことをしている」とちゃんと理解をしている証拠なのです。
まとめ
被害を受けた子供や配偶者は勇気をもって行動されることが自分自身を救います。
子どもは、あえて口に出さずともしっかり自分の考えをもった一人の人間です。
いつまでも支配されるような弱い存在ではありません。
子どもは自立し、精神的暴力・虐待の親を離れていくことは自然の流れです。
自身の人生をいかに素晴らしい人生にしていくかは自分次第なのです。
