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怒りを爆発させる毒親の目的と対処法

「○○してもいいか聞きたいけれど、機嫌がよさそうなときのタイミングを見図ろう・・」

毒父は、些細なきっかけを見つけては事あるごとに”汚い言葉・激しい言葉”を使い、子どもを奴隷扱いしました。

なので、奴隷化したわたしは常に親の顔色ばかり伺っていました。

些細なきっかけで怒りだし、罵倒・暴言が止めどなく続くのが毒親の特徴です。

罵倒・暴言・虐待を受ける子どもへの影響は非常に重いものになります。

怒りを爆発させる親から受ける影響

いつはじまるかわからない怒り、言葉の暴力にさらされている子どもは、心の安らぎを失い、思考や行動の自由を奪われます。

罵倒・暴言のある家庭で育った子どもは自己否定的になり、精神的にも非常に不安定で、劣等感を感じやすく、自己主張もできなくなります。

・人格を認めない、否定するような罵倒・暴言を言ってしまう
・カッとなると怒りが止められない
・子どもなど、自分より弱い立場の人に怒りが向く
・言葉の暴力を受けていても、優しい態度を取られると離れられない
・暴言を言われても、「自分が悪いんだから…」と思ってしまう

という、大人になっていきます。

このように罵倒・暴言のある環境で育った子どもは、「怒りの出し方・言葉の使い方」を親から学び取ってしまいます。

そして、大人に成長したあとも身につけてしまったものはなかなか変えることができません。

親にされたことを自分も同じようにしてしまうのです。

※アダルトチルドレンの記事は精神的暴力・虐待が子供に与える影響と心のケアが必要な理由

も参考にしてください。

なぜ、毒親は怒りを爆発させるのか?

怒りを爆発させる親は、自分の感情をうまくコントロールすることができません。

火がつくと自分でも自制がきかないようになってしまいます。

罵倒・暴言は、相手が完全に降参し、毒親が勝利を収めるまで続けられます。

相手の心をへし折り、傷つけなければ気が済まないことも特徴です。

そして、勝利を収めた毒親は安心し心に余裕が出てきたところで、謝罪する場合もあります。

(モラハラ毒父の場合は謝ることは一切ありません)

そして優しい態度にもどりますが、これはまったくもって問題解決ではありません。

怒りを爆発させる親のケースでは、親もそのまた親から罵倒・暴言を受けて育った経験を持っていることが多く見られます。

これは、親の言動を見て育ったために、それを見本として身につけてしまったからです。

毒親が怒り狂う目的

親が怒りを爆発させることによってどんな目的を達成できるのか?

・子どもをいうとおりにさせるため
・親のいうとおりにしないとこういった悲惨な結末になるということをわからせるため
・子どもに服従させるため

毒親は家族に対して半端ない敵対心を持っています。

要は、怒ることで勝利を確信する目的です。

自分に服従させるための怒りであり、モラハラ王国のルールにそぐわない敵をやっつけるための怒りです。

そして、毒父が謝らないのは「謝ったら負け」を認めることになるから謝りません。

人間の感情は2つに分類される

家族間に関わらず、対人関係では人と人を結びつけるのは2つあります。

  1. プラスの感情 嬉しい、楽しいなど喜びの感情です。
  2. マイナスの感情 怒り、悲しみ、嫉妬、恐れ、不安、心配

プラスの感情を共有することでは人と人を結びつけます。

一方マイナスの感情は人と人を分離してしまいます。

しかし、モラハラ毒父の場合はプラスの感情を間違ったタイミングで使用していました。

「ほらみろ、オレの言うとおりにしないからそうなったんだ笑」

「首絞めた覚えはないけどなーハッハッハッ笑」

などの嘲笑う行為や罵るといった行為です。

ここで大事なことは「有益で建設的で貢献的であるか」
それとも「無益で破壊的で非貢献的であるか」
ということを今一度冷静に考える必要があるということです。

怒りを爆発させる親への対処方法

怒りを爆発させる親への対処方法を紹介します。

気づかせる

怒りを爆発させるタイプの親は、カッとなると自分でも感情をコントロールすることができなくなってしまいます。

相手がどう思おうがお構いなしにひどい言葉のオンパレードで責め続けます。

こんなときは、あなたが暴言・罵倒を受けたことでどれだけ心が傷ついたかをハッキリと伝えていくことが大切です。

離れる

気づかせるために言っても暴言・罵倒が止まらないときは、離れてみましょう。

いつまでも、そこに居続ける必要はありません。

自分の心の安全を確保するために離れるのです。

人は不安を感じたとき、異常を感じたときはそれを警戒し回避に向けた準備を整えることができます。

これは、とても有効な手段です。