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子どもの叱り方で気をつけたいこと【アンガーマネジメント】

子育てしていると子どもを叱るという場面が幾度となくでてきます。

相手にしっかり反省してもらうべく叱らなければいけない場面があると思います。

かといって限度がわからず、子どもを精神的に傷つけてしまっているのではないかと不安がよぎります。

大声で怒鳴ったり、人前や公然で叱るというやり方は、子どもの自尊心を傷つけてしまいます。

子どもがトラウマを抱え将来的に家に引きこもってしまったり、うつを患ったり、極端に自信を喪失させる

というようなことは避けたいですよね。

わたしは、子どもを叱るというときに「言い過ぎたかな」「怒鳴ってしまった」など、その度に「これでいいのか」と自問自答と反省を繰り返しています。

「子どもを黙らす」など威圧的な態度によってただ単に叱りつけるというやり方では萎縮するだけで子どものためとはいえません。

子どもに対して上手な叱り方を意識することで将来成長したときに人間関係や壁にぶつかったときにうまく乗り越えることができたり、叱る大人も心の成長に繋がります。

子どものための叱り方について今一度考えてみたいと思います。

子どもが精神的に傷つかないための叱り方

怒鳴らずに落ち着いたトーンで話すように心がけましょう。

叱ると目的は、大声で怒鳴ったり、感情的になって相手を萎縮させることが目的ではありませんよね。

叱るときに限らず、怒鳴り声はそれだけで相手を威圧したり強いストレスを与えて、相手の冷静さを奪いパニック状態にさせてしまうことがあります。

その結果「怖い」というイメージだけが残って、伝えたいことがちゃんと伝わらず

  • 何度も同じことを繰り返す
  • 言いたいことが言えない
  • 怒らせたことに対して謝る

というように子どもは親の顔色をただ伺って生活するだけの状態になります。

叱る目的はきちんと子どもに伝えることです。

そのためにはカッと感情的にならず落ち着いたトーンで話すのが大切です。

落ち着いたトーンで話すことで、相手も冷静に話を聞くことが出来るだけでなく、叱る側も感情的になって伝えたいことが伝えられなくなるのを防げるというメリットもあります。

大人が大声で怒鳴ることによって、

  • ごまかすようになる
  • 隠そうとする

こういったことをしてしまう原因にも繋がります

叱るときには人格否定をするような汚い言葉遣いは避けるべきです。

子どもの一人の人間です。

人格否定になる言葉は、子どもを傷つけます。

自尊心を傷つけ心に深い傷を残したり、逆恨みや反抗心のような人間関係を悪化させる原因となる感情を生む原因になります。

人格否定の言葉を吐かれるのは気分のいいものではありません。

ましてや自分の親に吐かれてしまうと

  • 「人を信頼する」ことができない
  • 大人に社会に出ても「生きづらさ」を抱える

といった負のループでしかなくなります。

※子どもに精神的に傷付かないように具体的にどうすればよいか気になる方は【毒親回避術】子供が精神的に病まないようにするために親としてできることも参考にして下さいね!

大人の一人よがりな説教は控える

ひょっとしたら、意地悪をしたり叩いたりということをする裏には根本的に子どもが抱えている言えない悩みなどがある可能性もあります。

叱るときは自分が何かを言ったり、何かをしたりということで反省させることばかりに気持ちが傾きがちですが、子どもからちゃんと話を聞きアドバイスや解決策を探っていき根本的な悩みを解決することが大事です。

ただ単に目先のことで叱りつけてしまうことは、根本的な解決にはなりません。

子どもがなんでしてしまったのかという話を聞く機会がなくなってしまいます。

「あの子はちゃんとできるのに、どうしてできないの?」というように、誰かと比較した上で叱る方法は効果的ではありません。

人と比較して叱ることは、子どもの立場や状況を無視した大人の独りよがりな意見であったり、自分の中の理想を押し付けることになるので、具体的なアドバイスではありません。

具体的なアドバイスをしたければ、叱られている子どもの能力や立場を考慮したり、子どもの目線にたってどうしたら改善していけるか一緒に考えていく必要があります。

※子どもに対しての叱り方については叱り方が下手な大人にならないためにが参考になります。

周囲に人がいる場所では叱らないようにする

子どもに叱るときはなるべく周囲に人がいる状態で、さらし者のように叱ることだけは避けなくてはいけません。

周囲に人が居る状態に叱ると、深く反省しているように見えて効果があると思われがちですが、叱られる子どもは周りのみんなに「ダメな子」レッテルを貼られたと感じ、自尊心が深く傷つきます。

子どもは気持ちを上手く切り替えることも学んでいかなければいけません。

叱られたショックから立ち直るのに数時間、数日と時間がかかる事もあり、その間ずっと周囲に対して申し訳なさそうな態度をとったり、親に対して過度に萎縮してしまうことがあります。

「周りの人に比べて自分は劣っているんだ」と自信をなくし、ものごとに積極的に取り組む姿勢から遠のく原因をつくります。

また、叱られている人を見るのはたとえ自分に直接関係がないことであってもあまり気持ちの良いものではありませんよね。

その場の雰囲気を悪くしてしまう原因にもなってしまうので、叱るときは周囲に人がいない場所を選びましょう。

フォローやアドバイスも忘れない

叱る時は、改善すべき点や反省点ばかりを延々と言い続けないように、フォローやアドバイスを適宜挟むようにするのが効果的です。

叱られてばかりでダメなところを指摘されていると子どもは「自分はダメな人間なんだ」と自信を喪失します。

自分で決断する能力や行動する意欲を低下させます。

ダメなところを指摘する場合も「この行動(欠点)が直ったら、かっこいいよね!」など少し言い方を工夫することで、ただ叱られたと感じるのではなくアドバイスをもらったと感じるようになります。

叱るときはフォローやアドバイスの言葉を添えると、いつまでも後味の悪い雰囲気を引きずることを防げたり、上手に気持ちを切り替えられることもできます。

子どもに寄り添って一緒に考えるようにする

子どもの立場に立って考える努力を大人が放棄するやり方では良い叱り方はできません。

口ばかりのお説教では、共感や理解が得られないままになってしまいます。

子どもと精神的な溝が生まれてしまう原因になります。

お説教のときは反省しているフリをして、「なにもわかっていない」と不満や愚痴を溜め込み、溝が深まってしまうということもあります。

大人は手本を見せたり、子どもの言い分を聞いて話し合う時間を取るようにしましょう。

一緒の目線になって考える機会を設けることで、子どもは客観的に物事を見ることができ、親に対して信頼する気持ちが芽生え、お互いに心を開いて話せるようになります。

大人は自分の叱り方を振り返る

叱るというのは、叱られる側にしてみれば恐怖であったり、どうしても避けたいことのように感じますが、叱る大人にも苦労があります。

叱ったことで子どもがどう思っているか。

言い過ぎていないだろうか。

できるなら大人だって叱るという場面は避けたいです。

子どもを傷つけてしまっていないかな?

という悩みは、子どもを過度に傷つけないために言葉選びや話し方で解消することができますね。

叱るときにフォローの言葉や子どもを褒めたり認めたりする言葉を意識することで解消することができますよね。

大人が子どもを叱るときの悩みは、叱り方のテクニックを磨いて、なるべく悩みが起きないための工夫をしていないがゆえに必然的に起きてしまうものなのです。

どうすれば叱ったあとの後味の悪さが残らず、大人も子どもも前向きになるためには、まずは大人が叱り方に関して振り返る機会を設けてみることが大事です。

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