子どもと接していると、イライラしたり怒ることが増えたり、疲れたりしてしまうことって必ずありますよね。
毒親育ちでただでさえ子育ての仕方がわからないわたしは、そんな状況を解消するために、「アドラー心理学を深く知る29のキーワ―ド」を読んでみることにしました。
- 自分がどういった心理でいるのか?
- 子どもが成長する過程でどのように親が接していけばよいのか?
というヒントがいくつかあったのでご紹介したいと思います。
アドラー心理学のこと
アドラーとは1900年代に生存した精神科医です。
人は「変われない」のではなく、ただ「変わらない」という決心を下しているに過ぎなく、いま幸せを実感できない人に足りないのは、能力でもお金でも恵まれた環境でもなく、「変わること」の「勇気」が足りないという主張を唱え、「勇気の心理学」と呼ばれました。
親は子どもに「勇気を与える」ことが大事
「叱らない子育て」「褒める子育て」などが世の中には浸透していますよね。
たしかに叱ってばかりいるよりも、褒めていいところを注目すれば、自信がついてやる気にもなります。
「褒める」ということはとても大事ですが、「叱る」と「褒める」には共通点があります。
どちらも「親の判断基準で子どもを評価している」という点です。
親の基準で褒め続けると、「親に評価をされる・されない」というところに視点が移ってしまいます。
子どもが何事にも自らやる気を感じて行動するためには「親が子どもに勇気づけること」で自分で判断基準を持ち、自発的に行動するように育ちます。
子どもとは対等な目線で語る
子どもを叱るときにどういう叱り方をしているかによって、子どもの受け取りかたは違ってきます。
例えば子どもはよく兄弟喧嘩をし、お互いに手を出しあっています。
相手を叩いていたら「叩いたらダメっていってるでしょ!」と注意することがほとんどだと思います。
だけど子どもは、なぜ叩いたらダメなのか分からないので、怒られたことに対して自分を否定されたと感じます。
「自分は悪い子ども」ということがインプットされます。
叱る人のいないところでこっそり相手を叩いたり、嘘をついてごまかしたりということがでてくることもあります。
まずは子どもに何故叩いてしまったのかという子どもの気持ちに寄り添って、聞いてみましょう。
叱る前に「どうして叩くの?」と聞き、ひと呼吸おいてすこし子どもに考える時間を設け、子どもが叩く理由に耳を傾けます。
その上で「叩かれたらイヤな気持ちにならない?」と考えさせたり、子どもと対話をすることで子どもに行動を考えさせることができます。
自分の気持ちを言語化することが難しいと感じたときは、子どもが語りやすいように誘導することができるといいですよね。
子どもに感謝の気持ちを伝える
例えば子どもが手伝いをしてくれたときに「偉いね」と、言っている親は多いとおもいます。
これが、悪いこととは思いませんが、子どもと同じ目線で言うのであれば「お手伝いしてくれてありがとう」と言い換えることができます。
子どもを人として対等に見るという考えが根本にあると、言い方を工夫することができます。
「勇気づける子育て」のポイント
勇気づけは、「子どもが自らの力で課題を乗り越え解決できるように応援すること」です。
そのために有効なのは親が子どもの長所や強みを発見し言葉で伝えることです。
主語を自分にして「〇〇してくれてママは嬉しい」などと伝えることで、子どもと同じ目線で会話をすることができます。
お手伝いをしてくれたとき、兄弟仲良く遊んでいるときなどいいことがあれば、「褒める」のではなく一緒に喜びます。
親の喜ぶ感情を表現すれば、相手に強制や決めつけをすることがありません。
「ありがとう」「うれしい」と心から言える出来事を探し感謝の気持ちを子どもに伝えることです。
言葉は子どもにダイレクトに伝わります。
「勇気づける子育て」で親が意識したいこと
「子どもを対等に見る」ということ前提に親が意識すると子どもの意識も変わっていきます。
① 子どもの存在自体を認める
② 子どもの長所や強みに注目を傾ける
③ 子どもの行動と存在を区別する
④ 親が子どもの一番の理解者である
⑤ 子どもの失敗を受け入れる
⑥ 子どもの努力や頑張りを認める
⑦ 子どもの成功をともに喜ぶ
⑧ 失敗しても修正が可能だと促すこと
⑨ 子どもの行動や過程・方法に注目する
これは「アドラー心理学を深く知る29のキーワード」に書かれていたものを引用しています。
ごく単純なものですが、わたしはこのどれも親から貰っていないということがわかりました。
「勇気を貰っていなかった」ために、様々な困難がありました。
子どもの自立を促し正しい判断ができるようになるためにはこれらを意識し留めておくことが必要だと感じました。
まとめ
「こういう時はどう言えばいいかな?」と思った時は、
- 子どもを一人の人間として尊重し対等に見る
- 「勇気を与える親である」
という根本を思い出して子どもと接していこうと思いました。
