毒親というわかりやすい言葉があることを知り、自分の置かれている状況を把握することができますが、そのような言葉知らないと抜け出す方法もわかりません。
わたしの場合、長い間このような毒親という言葉を知らず自分がこの世に産まれて生きる意味がわかりませんでした。
自分が置かれていた状況とこれからの人生において模索するなかで、【機能不全家族】の環境のもとで育ったと、自ら認めることはとても重要だとおもいます。
見極めることで、今後の自分の人生を自分らしく生きる盾になるからです。
正直、自分の親を毒親というのは抵抗もありますが、便宜上ブログでは毒親と表現したほうが伝わり安いと思いますので使います。
自分が子供に同じ過ちを犯さないよう意識するためには、まずは自分の親が毒親であるかをまずは見極めることが大事です。
子供のころに感じていたこと
子供のころに感じていたことや思っていたことです。
- 親の言うことに疑問を投げかけたり、親に同意しないことは許されなかった
- 親のまえで怒り、恐れ、悲しみなどの感情を表すことを恐れた
- 親に怖がらせられたり、バカにされた
- 無性に悲しくなったり、不安になったり、傷ついたり、必要としていることが奪われ腹が立った
- 矛盾することを言われたり、意味が曖昧でよくわからない規則を押しつけられ、混乱し家族の間に愛情の通う温かい雰囲気がないと感じていた
- 親を喜ばせるためにわざとふざけてみせた
- 親が近くにいると緊張し、神経がピリピリした
親の言動と親のこと
客観的に自分の親がどういう人間かということを言葉にすると機能していない家庭だったことがよく見えてきます。
- 考えや言うことが自分の望む通りになるよう指図ばかりする
- プライバシーを侵害する
- 言う通りにしないと親子の縁を切るといって脅すまたは、縁は切っても切れないからと精神的虐待を繰り返す
- そもそも愛情が感じられない
- ののしる
- 身体的虐待、精神的虐待をし、またはそれらの行為に対してのフォローがない
- 身体的虐待、精神的虐待をし、それらに対して自分以外の人に責任転嫁する
- あらゆることを支配しコントロールをしようとした
- 世の中のさまざまなことについて、いつも「正しい」「正しくない」と決めつける
- 人間的な感情を受け入れようとはせず、避けるべきもの、無視すべきものとして扱った。
自分の誤りを認めようとしなかった - 清潔であること、秩序正しいことに対して、強迫観念的といえるほど異常にうるさい
- 家族を大事にしたいからという理由で転職や引越しを繰り返す
- 仕事をしているという理由で自分はものすごく偉い存在であると自らアピール
- 自分が批判されることに対して異常に敏感でそれ以上の苦痛を味あわせることをすることで快感を得る
- 精神的に崩壊するような苦痛を与えているのにそのことに全く気づかない
- 身体的虐待をする親に育てられた
- 家族を支配下に置き傷つけずにはいられない
家という場所が、ものすごく窮屈で、安心なんてものはなく、常に肩肘張った緊張の中で暮らしたことで、わたしの身体や人生においてとてつもない悪影響を及ぼしました。
毒親のもとで育ったわたしのこと
わたし自信が抱えている悩みと過去に抱えていた悩みをまとめました。
- 子どものころの精神的暴力と虐待のせいで、子どもを作ることに強い抵抗感を感じていた
- リラックスしたり、笑ったり、自然にふるまうことが非常に苦手だった
- 自分に合った信条や人生観を見つけることに困難を感じていた
- 気分がふさぎがちで、むなしさや不平不満な気持ちなどを絶えず感じていた
- 喜怒哀楽などの強い感情が起きたり、心の平静を失うことを恐れていた
- 自分を知っている人はほとんどいない孤独感
- 人との関係で、相手に依存するのはイヤだ
- 自分が批判されることに対して過剰に敏感である
- 完全主義的で、いつも何かに追い立てられているような気がしていて、安心したり満足することがない
- 自分は今どういう気持ちなのか、どういう気持ちであるべきなのかについて、よくわからないことがある
- やめられない依存行為がある
- ストレスが原因の健康障害があり慢性的な発作がある
- 親しい人の愛情を試すようなことをする
- 夫・子供に対して加虐的になったりコントロールしようとしたり非礼な言動をする
現在、親に対して感じていること
- 感情的に親から離れるのに長い年月がかかった
- 親を訪問したり話をするのは自分から望んでのことではなく、義務感からであることのほうが多い
- 親は自分を知らない
- 子ども時代、家にはさまざまな問題があったのに、親はあたかも何事もなかったかのようにふるまい、過ぎ去った過去は消し去りあたかも幸せな親子関係があったかのように言う
- 幼少期の何もできない無垢なころの話しかしない
- 親を完全に喜ばせることは不可能
- 親は自分(たち)の言動がどれほど強い影響をあなたに与えたかをまったく理解しない
- 親が会いに来ることを想像すると緊張する・イヤな気持ちになる
- 親に対しては人一倍気を使う
- 自分が親のように行動していることに気づくとゾッとする
- 親との接触を、断ちたいと思う
参考にしてください。
まとめ
これらのことを毒親に直接確認してもまったく意味はありません。
「そんなことしていない!」「オマエが悪いんだ!」と激高し毒親は間違いなく攻撃をしてきます。
追求したところで何も解決はしないので、こられのことを認めてもらうようなことはしてはいけません。
理解をしてもらおうなど試みることは、再び深く傷つけられるだけです。
なぜかというと、毒親は自分の行い全てが正しいと思っています。
毒親はこのような悪影響を子どもに及ぼしていることにまったく気づきません。
機能不全家族の診断はあくまで、自分目線でどういう親だったかということを再確認することが重要です。