わたしは父、母、わたし、弟の4人家族でした。
この家族では毒父とモラハラ被害者であり共依存性が強い母親によってわたし一人が集中的に攻撃を受けるという状況下で、そのような被害にあってしまう自分への自信と自己肯定感を果てしなく失っていきました。
実家を離れてから15年経ちますが、悲惨な記憶は忘れようにも絶対に忘れられない記憶です。
普段はパートで働き、母親がしているようなことをわたしもしています。
他からみたら平穏だと思われていることでしょう。
だけど、過去の思い出したくない記憶はずけずけと土足で入り込んでくるのです。
※虐待の過去に苦しんでいる方は精神的暴力・虐待が子供に与える影響と心のケアが必要な理由
も参考にしてください。
毒父と子どもが関わるとフラッシュバックが起きる
長男が1歳半を過ぎ、育休から職場復帰したわたしはフルタイムで働き家事、育児に追われ多忙な仕事でかなり疲労が溜まり、持病(難病)の発作が頻発しました。
土日は心身ともに休息をとりたくて、実家へ子供だけ預けお泊りすることもしばしばありました。
子どもをみてくれるので感謝をしていましたが、その度に不安がよぎり悪夢をみるようになりました。
毒父は泊まるときは幼い長男をお風呂に毎回入れてくれました。
それが悪夢にかわるのです。
毒父がヒステリックな形相で幼い長男の頭を片手で鷲掴みし浴槽に沈めるのです。
息ができない幼い長男は溺れ、お風呂の中でもがき苦しんむ様子がリアルに夢になってでてきます。
冷や汗で目が覚め、どうしてこんな残酷な夢を見なきゃいけないのだろうと怒りと悲しみで嗚咽し涙がとまりませんでした。
※過度のストレスがもたらした病気の記事はこれ以上のストレスを与えないでほしいと警告するわたしの病気を参考にしてください。
子どもへの適切な接し方ができない
わたしは親から精神的暴力、実際の暴力を受けて育ちました。
なので、自分自身の不安や怒りをコントロールすることがとても難しいと感じます。
兄弟ケンカなどで注意をしているはずが、ヒートアップし子どもに対して怒鳴りつけ怒り狂ってしまいます。
わたしが子供にこのように接し続けていると、子供はわたしと同じく自分自身の不安や怒りをコントロールする能力が欠け、暴力的になったり、わたしのように抑うつを患ったりして生きづらさを抱えることになるに違いありません。
※感情のコントロールが難しいと感じる方は感情の起伏が激しい性格が形成された原因も参考にしてください。
長男はじめての授業参観
先日長男が小学生になり、はじめての授業参観でした。
・好きなたべもの
・好きな遊び
「絵もしくはひらがなで書いて、時間があったら色鉛筆で塗ってください」
というお題がありました。
先生は自分の見本で好きな食べ物はチョコレート、好きな遊びは野球で絵を書いていましたが、長男は書き出すことなく、周りをキョロキョロして覗いていました。
その間にも書いている子は自分で考え色も上手に塗っていたりします。
長男はやっと書きだしたと思ったら、先生と同じものを描いていました。
好きな食べ物、好きな遊びはいろいろあるはずなのに、自分で考えることを止めてしまっているように見えました。
自信のなさが伺え、「わたしが圧力をかけすぎてしまっている・・」と思いました。
考えすぎかな?とも思います。
だけどやはりわたしの行いと切り離して考えることはできません。
わたしの影響が大いに関係しているのなら、きっと集中力もなくなり、周りの顔色だけを伺って、学力低下をたどることになるかもしれないと感じました。
暴力を隠すのはやめよう
小学校では、心理カウンセラーによる子育て相談があります。
小学校の入学説明会ではその心理カウンセラーの相談員の方の話を聞き、わたしは話に聞き入ってしまい一人号泣していました。
やはり闇を確信しました。
モラハラは見えない暴力で表に出さないようにしっかりと隠れて行われていることが特徴です。
毒親は、いつまでも「自分たちが正しい」と虐待までも正当化しようとする人たちです。
自分たちのやっていることは外部には漏れないようコントロールされていました。
わたしは、子どもに対する精神テク暴力・虐待が決して正しいとは思いません。
子どもに対する虐待に対して「子供のことを思ってやった」などと胸を張っていうような毒親
そのような毒親だけにはなってはいけないと思います。
長男への暴言や威圧的な態度を隠し続けていたら、きっと自分が望んでいない毒親になっていくと思いました。
子どもに同じ思いをさせたくないと思っていても、正直子育てがわかりません。
きっと一人ではムリなのだろうと思いました。
第三者を積極的に介入し子どもとわたしを守る
小学校でカウンセリングが受けられるということで、受けてみようと思いました。
正直不安ですが、子どものためにこの一歩はとても重要だと感じています。
虐待をする可能性が大いにあるわたしと、虐待を受ける可能性がある子どもを守るために積極的に第三者と関わることで、虐待の可能性が少しでも軽減できると感じたからです。
なぜなら、わたしの毒親はモラハラ(虐待)の事実を徹底的にひた隠し、第三者の介入が絶たれていたからです。
ちょっと先ですが、カウンセリングへ行ったらまたご報告したいと思います。
※初めてのカウンセリングはカウンセリングを初めて受けてみた感想も参考にしてください。